若者の献血者数が10年間で31%も減ってるって知ってた?
献血がライフワークになってるブロガーのおりょうです。
みなさん献血行ってますか?
街頭で声掛けしてる光景はよく目にしても実際に献血に協力したことはないという人も多いと思います。
なんと若者と呼ばれる10~30代の献血者数は10年間で31%も減ってるそうです。
このまま減っていったらなんとなくヤバそうだし献血している私としては献血仲間が欲しいのでもっと多くの人に献血してほしいと思ってます。
ということで本記事では献血を何度かしている私が献血のメリットを挙げていきこの記事が読み終わるころには献血に行こうと思ってもらえたら最高です。
10~30代で献血しているのは10%以下
日本の10~30代(16~39歳)の人口は約3200万人と言われています。
そのうち献血者数は195万人(2016年度)で、割合にしてだいたい6%とすごく少ないです。
さらに10~30代の献血者数は10年間で31%減少している
上のグラフが献血者数の推移で緑から下が16~39歳の献血者数です。
結構な角度で減っていて特に 20 代の減少具合はすごいです。
平成6年には209万人だったのが平成28年には78万人に減少。
たったの3分の1になってます。
2007年、10~30代の献血者数は約283万人でした。 それから10年後の2016年になると、10~30代の献血者数は約195万人と、この10年間で31%も減少してしまいました。
40代以上の献血者数はずっと横ばいか増えているのにも関わらず、10~30代の若者世代は年々減っているんですよね。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] これから少子化が進みますます献血可能な若者(10~30代)は減っていくと予想されてるみたい・・・ [/chat]
献血者数が減少していくとどうなるのか
当然ながら輸血を必要とする人に血液の供給がいきわたらない可能性が出てきます。
例えば、あなたのお父さんやお母さんが重い病気になり、たくさんの輸血が必要になったとき。
将来、あなたのお子さんが、病気、事故や怪我で輸血が必要になったとき。
そんなとき、輸血用の血液が足りず、あなたの大切な人の命が、助かるはずの命が助からなくなってしまう場合のことを想像してみてください。
引用:日本赤十字社 LOVE in Action のHP
こういわれるとちょっと怖いじゃないですか。
しかも血液は人工的に作ることもできないし保存期間も長くありません。
しかも一度献血に行ったら全血献血(400mL)の場合は男性で12週間、女性で16週間の間隔を開けないと次回献血に行けないので、多くの人に継続して献血に来てもらう必要があります。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] 多くの人が献血に行く流れを作っておけば将来輸血が必要になった時に助かるかも! [/chat]
私が思う若者こそ献血に行くべき理由
ここまで書いたように献血に行くことで周りまわって自分や身内のためになる可能性があるから献血者数が減少傾向にある若者世代(10~30代)には献血に行ってもらいたいと思ってます。
ですが「献血に行くことで誰かの命が救えるんだ!協力しなきゃ!」って思える聖人は少ないし、そもそもそんな聖人はすでに献血に行っているので、ここでは利己的なメリットをあげていき少しでも多くの若者に献血に行ってもらえるようになればと思います。
それではどうぞ!
メリット①:血液検査の結果が分かる
献血を受けると何日か後に↑のような血液検査の結果が郵送されてきます。
いろいろと数値が並べられていてぱっと見意味わからないのですが裏面に検査項目の説明と基準値の記載もあるので照らし合わせることで素人でも何となく理解できます。
意味が分からなくても基準値から外れて医療機関への受診が必要な場合は数値の横に「#」がつくので自分の血液が正常な範囲かどうかは一目でわかるようになっています。
定期的に献血に通っていればもし基準値の範囲外になっても早期に気づくことができるので早めの対処に繋がります。
20代って大体健康なので自分でわざわざお金払って血液検査とか健康診断する人って少ないし面倒くさい人も多いと思います。
そういう意味では献血は手軽に、しかも無料でできる血液検査でもあるのでなんとなく「血液検査してみないな~」位の気持ちで利用しやすくておすすめです。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] 献血は自分の健康管理にもつながるよ。けどもともと体調が悪いなら献血ルームじゃなくて病院へGO![/chat]
メリット②:新しい血液が作られて気分的にリフレッシュできる
献血は血液を抜くことですから減った分だけ当然新しく血液が作られます。
これが何だか心理的に気持ちがいいもので新しい新鮮な血が作られて気がして健康になった気がします。
女性の場合は月に1回血が出ますが、男性はそういうのがないので献血に行って血を抜くことで気分的にすごいリフレッシュされます。
献血することでニキビが治るかも??
またこれは眉唾なのですが私は献血に行くようになってからニキビができにくくなったんですよね。
もともと毎日1つはニキビができてるくらいのニキビ肌だったんですが、どっかのネットの情報で「献血行くと血が綺麗になるから肌がきれいになる」みたいなのを見つけて疑いつつも献血に行き始めてみたら、本当にニキビができにくくなりました。
ただ同時に食生活を見直したりもしたのでどれの効果があったのかは定かではないし、プラシーボ効果なのかも知れないのですが、実際に私はニキビが少し改善しました。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] 全く医学的な根拠はないのですが美容とかニキビに効果があるかも?[/chat]
メリット③:良いことした感がすごい。身近にできるボランティア
ボランティアってなんとなくした方が良いけど実際する人って少ないじゃないですか。
大体のボランティアって何かの団体に属したりしないといけないとかちょっとハードル高いと思うんですよ。
その点献血は献血ルーム行けばいいだけだからすごく簡単にできる身近なボランティアなんですよ。
献血した後はあとは「良いことしたなー」って思えるし、
しかも10~30代の若者世代は10人に1人も献血してないわけですから「わざわざ献血に来る慈愛に満ちた俺!」みたいな感じで余計に気分がいいです。
とにかく良いことした感がすごいです。自分がちょっと好きになれますよ。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] ボランティアデビューに献血をどうぞ![/chat]
メリット④:ちょっとした話のネタになる
何度も言ってますが10~30代の若者世代は10人に1人もいません。
なので献血行くだけでちょっと珍しい奴になれます。
ということは職場や大学でプライベートな話になった時に献血に行ってることを言えば興味を持ってくれる可能性があります。
また周りに献血に行ってる人がいればそこから仲良くなれる可能性だってあります。こんな感じで結構話のネタになることもあります。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] 個人的に献血行く人が近くにいると親近感がわいて嬉しいよ[/chat]
メリット⑤:粗品やお菓子がもらえる
献血ルームではお菓子やジュースが無料で食べることができます。
中にはパンやアイスクリームを食べることができるところもあり献血ルームによって個性があります。
献血終わりには粗品ももらえてティッシュや食べ物など行く日や場所によって異なります。
あと漫画を置いてあるとことも多いので暇つぶしにも最適です。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] 献血には記念品というのもあり10回、30回、50回などの区切りの時にガラス器がもらえるそうです。私はまだもらったことがないのでもらえるように通い詰めます。[/chat]
ようやく10回記念の品をもらいました。
とは言え条件によって献血できない人もいる
献血受ける人が増えてほしいと思っていますが、中には献血したくてもできない人もいるんですよね。
というのも献血を受けるにはある程度の条件を満たした健康な体を持った必要があります。
[box05 title=”献血の条件の一部”]- 3日以内に出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた
- 特定の病気にかかったことのある方心臓病・ぜんそくなど)
- 海外旅行者および海外で生活したことがある
- 6カ月以内にピアスの穴をあけた
- 6カ月以内にいれずみを入れた
- 動物または人に咬まれた
- 妊娠中、授乳中等の方
- 外傷がある
など。詳しくは日本赤十字社のHPで
体重やヘモグロビン濃度の基準を満たしていないと献血できない
上記の条件をクリアしていても献血方法による採血基準を満たしていないと献血ができません。
年齢や体重、血色素量(ヘモグロビン濃度)などの基準を満たす必要があります。
体重は事前に分かりますが、血色素量(ヘモグロビン濃度)は実際に足を運んで検査するまでわからないのでいざ行ってみても断られてしまう可能性もあります。
条件的に女性で献血は少し難しい
妊娠中の方は献血できないうえに短時間で終わる全血献血は募集しているほとんどが400mLであるため体重50㎏以上が必要になります。(200mLの募集は体感的にかなり稀です。)
女性は男性に比べて背が低いことに加えて体重を気にする人が多いので50㎏ない人も結構いると思ってます。
となると一番受けやすいのが成分献血になりますが、成分献血は終わるまでに1時間程度かかるのである程度まとまった時間がないといけないんですよね。
[chat face=”oryo.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”gray”style=”maru”] 女性の場合は献血したくてもできないことが結構ありそう。[/chat]
それに献血に行くデメリットもある
注射はちょっと痛い
献血用の針って少し太い気がするんですよ。
それにもともと注射が苦手な私としては注射されるのはちょっと痛いと感じてます。
当日は激しい運動ができない&体調不良になる可能性も
献血は血を抜く行為ですから献血後は血圧が低下します。
なので中には体調不良を起こしてしまう方もいらっしゃいます。
ただ献血終了後は待合室で十分に休憩してから帰ることができるので無理をしない限りはそういう被害もあまり起きないと思います。
終わった直後は大丈夫でも運動をすることで体調不良を引き起こす可能性があるので当日の激しい運動はできません。
運動を日課にしている人にとっては大きなデメリットかもしれません。
まとめ
いかに若者世代(10~30代)の献血者数が少ないかわかっていただけたでしょうか?
最後にまとめると献血に行くと以下のようなメリットがあります。
[box05 title=”献血のメリット”]- 血液検査が無料でできる
- 新しい血液が作られて気分的にリフレッシュできる(肌がきれいになるかも??)
- 良いことした気分になれる(身近にできるボランティア)
- ちょっとした話のネタになる(献血に行く若者は10分の1以下!)
- 粗品やお菓子がもらえる
興味が湧いた人は是非近くに献血センター・献血バスがないかチェックしてみてください!日本赤十字社のHPで探せます。
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