恥ずかしながら運転免許の停止を経験いたしました。
私が経験したのは 40 キロオーバーでオービスに撮られてしまい6点の違反で一発免停。
いわゆる赤切符です。
タダの黒歴史でしかないのですが私と同様に急いでしまい速度違反になって知った方のために情報共有として記事にしていきます。
速度違反の通知書が来てからの流れや実際にいつから免許停止になるか、裁判所や警察署での所要時間など参考にしていただければと思います。
5月18日:速度違反の通知書が届く
ある日家に帰るとポストに警察から封筒が届いていました中身を開くと
要約すると「お前速度違反したから指定した日付に道路の管轄の警察署に来いよ!よろしく!」ってことです。
日付はレンタカーで函館に旅行に行った日でした。車のナンバーを見ても自分で間違いありません。
人生初の速度違反をしてしまいました。やってしまった。ああやだな。罰金かぁ。とうんざりしていたところある問題に気付きました。
しかし出頭先は旅行先の警察署!
速度違反したのが函館警察の管轄であったため出頭先も函館警察を指定されました。
私が住んでいるのは札幌。函館は同じ北海道内ではありますが高速道路利用で350km程あり車で片道4時間かかる距離です。
本州でいえば東京~名古屋。東京~仙台。くらいの距離です。
控えめに言って無理。親切に日付指定までしてくれていますが絶対に無理だし、行きたくありません。
ということで行かない方法をググります。そうすると電話すれば最寄りの警察署に変更してくれるみたいな記事があったのでさっそく電話しました。
事情を説明して出頭先を最寄りの警察署に変更
電話したところまず41キロ超過で10万以下の罰金になることを伝えられそのあと、いろいろ質問をされて事情を説明したところ最寄りの警察に変更ができました。
電話で聞かれたことはこんな感じ
- 当時の髪型は?眼鏡してた?(オービスの写真と照らし合わせ)
- どんな車だった?
- 同乗者はいた?
- どうして制限速度を超えるスピードを出したの?
- 速度超過について認める?
ここで大事なところは速度超過を認めたところです。
速度超過したことを否定するとちゃんと取り調べをするために旅行先の警察行く必要があるようです。絶対に違反していないというのであれば否定するべきですが心当たりがあるのなら交通費もかかるのでさっさと認めて最寄りの警察に変えてもらいましょう。
6月1日:警察に出頭(所要時間50分)
後日最寄りの警察から電話があり出頭日を決めていざ出頭してきました。
お巡りさんがたくさんいる事務所的なとこを通って奥にある取調室に通さされました。
人生初の取調室は2畳半くらいの広さでドラマで見る取調室よりもはるかに狭かったです。
はじめに免許証のコピーを取られてざっくりと今後の流れについて説明を受けます。
そして証拠となるオービスに映った写真を見せられます。
オービスに映った写真を見てビックリ!
そこには眩しそうに目を細めて運転している私がいました。
完全に自分だわ。否定の余地のないくらいに自分。白黒写真だけど意外と鮮明に映っててビックリでした。
警察署で供述証書を作成
そのあと自分の住所や職業。勤め先の名前、住所、電話番号を聞かれます。
で次にメインとなる検察と裁判所に提出する「供述調書」たる物を書くためにいろいろと聞かれます。
聞かれた内容としてはざっくりこんな感じです。
・過去に速度違反がある?
→いいえ。
・オービスに映った写真の顔はきみ?
→はい。
・どんな車だった?
→レンタカーの青のデミオです。
・制限速度(60km)であることをわかってた?
→わかってました。
・なぜ制限速度を超えるスピードを出したの?
旅行で急いでいたのと見晴らしのいい直線だからつい・・・
・同乗者は誰がいました?(名前も)
→彼女が乗ってました+名前
・顔写真撮っていい?
→OK
大体一度電話で話した内容でした。
「供述調書」はたぶん罰金の額などにもかかわってくる部分なのでできるだけ協力的にハキハキと答えときました。(良い奴と思われたい。)
で次にオービスに映った人間が私で間違いないか確認するために顔写真を2枚とられました。
最後に簡易裁判に行くときに必要な告知票・免許証保管証を受け取って取り調べは終わりました。
あと印鑑が必要なのに当日忘れてしまったのですが指印で大丈夫でした。
- 「供述調書」の作成
- 簡易裁判の日付の通告
- 顔写真の撮影
6月18日:運転免許試験場から呼出通知書が届く
警察出頭からしばらくして運転免許試験場から呼出通知書が届きました。内容としてはこんな感じ
- 免許証を保管するから出頭日時に来きてね(代理人でもいいよ)
- 無理そうなら出頭日変更するから連絡してね
- 短縮講習受けるならもお金持って来てね
指定された出頭日は普通に仕事が入っていたので変更するために電話しました。
何か特別な理由がないと日時変更はできないかなと思い適当な嘘を用意して電話しましたが特に理由は聞かれずあっさり変更できました。
指定の日時(6月25日)の前でも後でも良いということだったので前倒しして21日に変更しました。
6月21日:免許停止のため運転免許試験所へ(所要時間5分)
呼出通知書をもって運転免許試験場へ。
ここは5分くらいで終わりました。事実確認をして免許を渡して免許の返還の時に必要な運転免許停止処分書を受け取って終了です。
30日間の免停なので免許を渡した日から30日間、運転免許が停止します。(免停の期間は人によって異なります)
ちなみに短縮講習は受けませんでした。(仕事で車使わないし自家用車もないので!)
短縮講習受けた場合は6時間講習があるということなのでまる1日かかると思います。あと手数料も必要です。
ここでも印鑑忘れたけど指印でOKでした。指印つえ~
- 免許の保管
- 短縮講習(希望者のみ
6月26日:罰金を納めに簡易裁判所へ(所要時間1時間40分)
そして最終ステージ簡易裁判所へ。ここで罰金額決定&お支払いをします。
ココがま~待ち時間が長い!合計で1時間40分くらいかかって、内訳は待ち時間1時間30分、手続き10分くらいのバランス。とにかく待つ場所でした。
指定時間の5分前くらいについた時点で待合室では30人程度の交通違反をした方々がいて皆さん黙って名前を呼ばれるのを待ってました。
略式裁判で罰金額が決定
まず検察官と事実確認をしてから書面だけで罰金が決定する略式裁判にするかどうか問われます。
当然
と答えて額が少しでも低いことを祈りながら罰金額が決定するのを待合室で待ちます。
そして運命の罰金額決定の瞬間。名前を呼ばれて窓口へ。
すぐに罰金額を支払って裁判所を後にしました。
不名誉な領収書をありがとう。
- 略式裁判にするかの選択
- 罰金額の決定と支払い
【追記】7月21日:免許証を受け取りに運転免許試験所へ(所要時間5分)
ついに30日間の免許停止がおわり再び運転免許試験場へ行ってきました。
免許停止時に受け取った運転免許停止処分書を渡して印鑑おしたらすぐに免許を返してもらえました。
時間にしてわずか5分。すぐに終わりました。
免許の返還は365日24時間可能(免許試験場による)
免許返還時に驚いたのが365日24時間受け取りが可能だったこと。(おそらく場所によって異なります。札幌運転免許試験場はいつでもOKでした!)
当直の方がいるようで深夜や早朝の受け取りもできるようです。
平日限定とかだと仕事や済まないといけない人もいるのでいつでも受け取れるのは嬉しいですね。
まとめ:免停すると時間とお金がすごいかかる。速度違反なんてするもんじゃない
こんな感じで速度違反の通知書きて免許の停止と8万円の罰金を支払いました。
本当免停は時間もお金も失うし赤切符だと前科もつくので良いことなんて一つもありません。
マジで気を付けようと思います。