四国

「徒歩・自転車・車」お遍路するときに必要なものを交通手段別にご紹介

前回の記事ではお遍路を全く知らない方にはお遍路というはどいうものであるか。知っている方には実際のお遍路の巡礼の仕方や徒歩・自転車・車・ツアーバスで行うそれぞれの特徴についてご紹介しました。ここでは実際にお遍路をするときには何を準備すればいいのか、そしてどんな装備で臨めばいいのか交通手段別にをご紹介していきます。

前回の記事はコチラ↓

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お遍路するときに共通で必要な遍路用具

 

交通手段に関係なく多くのお遍路さんは↑の画像のような恰好をしています。

昔ながらの杖や白衣などの遍路用具を身に着けつつもスニーカーやトレッキングシューズなどの現代のアイテムも身に着けるといったお遍路の文化を残しつつ快適性も意識した服装が好まれています。

ただ特にお遍路する時に絶対に必要な用具というのは無いようなので遍路用具を用意せずに私服で遍路するというのも全く問題ありません。

私としてはお遍路さんらしい格好をすることで意識を高めることができますし、なにより地元の方や同じお遍路さんとの会話も生まれやすくなるので一式そろえるとまでいかなくてもお遍路をしていると認識されるぐらいの遍路用具はそろえることをおすすめします。

ちなみに私は白衣(びゃくえ)と納経帳(のうきょうちょう)、納札(おさめふだ)、経本(きょうほん)を持っていました。お金もないし、徒歩だったこともあり荷物も増やしたくなかったので、ホントに最低限の遍路用具だけを購入しました。

白衣(びゃくえ)があるだけでもお遍路さんだと思ってもらえるので、話しかけてもらうことも多くて、購入しておいて良かったなと思ってます。

それでは、全てそろえる必要はないですが一般的な遍路用具をいくつかご紹介してきます

お遍路するときの服装

お遍路をするときの服装は人によって異なります。正装となるといろいろと身に着けるものがあるので、ここでは全部揃えるのは無理だけど、ちょっとは用具を準備したい方向けに主観的に思う省略した服装についてご紹介していきます。

・菅笠(すげがさ)

頭にかぶる笠です。雨よけや日差しを遮る役割をしてくれます。大きくて折りたためないので持ち運び少し大変ですが、お遍路さんの象徴ともいえる用具の一つで、菅笠(すげがさ)をかぶっている方はかなりたくさんいます。

・白衣(びゃくえ)

上半身に着るお遍路さんの道中衣です。私も白衣(びゃくえ)は着ていましたが、着ることで気分が沈んでいた時でも律することができ、お遍路を最後まで続けるモチベーションの維持につながったと思います。

白衣を着ることでお遍路さんであることの名刺代わりにもなってくれるのであまり用具は増やしたくないという方はまず白衣(びゃくえ)を検討してみてください。

・金剛杖(こんごうづえ)

腕に持つ杖です。この杖には弘法大師(空海)が宿っているとされ、金剛杖(こんごうづえ)をもつことで、弘法大師(空海)とともに「同行二人」で歩くことができます。杖なので山道を歩くときには非常に助かります。

ただ橋の上では杖をついてはいけないとされており、それは橋の下で弘法大師(空海)が休まれたことがあるという言い伝えがあるからです。

お参りするときに必要になる用具

服装の次に霊場(お寺)についたときに必要になる用具をいくつかご紹介します。これらもすべてそろえる必要はありませんが、用意しておくことで意識を高めたり、心構えの変化にもつながります。

・納経帳(のうきょうちょう)

納経帳(のうきょうちょう)はそれぞれの霊場(お寺)についた時に御朱印を頂く帳面です。お遍路をするたびに何度も同じ納経帳に御朱印を頂くので何度もお遍路をされている方の納経帳は年季が入り真っ赤になっています。

それぞれの霊場(お寺)にお参りした証明にもなるので是非用意しておきたい用具の一つです。少しずつ納経帳が埋まっていき88か所の御朱印すべてを頂いたときには何とも言えない達成感も与えてくれます。

納経帳の見て当時のことを振り返ることもできるので個人的には必須の用具だと思います。納経帳はいくつかサイズがあり、私は多きのはかさばると思い小さめの納経帳を買いました。

御朱印は納経帳以外にも納経軸(のうきょうじく)と呼ばれる掛け軸や白衣(びゃくえ)にも頂けます。

・納札(おさめふだ)

納札(おさめふだ)は霊場(お寺)でお参りをするときに読経した証明として本堂と大師堂にある納札箱に納めます。

納札には表面に住所と名前、お参りした日付を書きます。

納札は納札箱に収める以外に名刺のような役割を担っており、お接待を受けた時にはお礼と挨拶の意味を込めて納札を渡すことがマナーになっています。

・経本(きょうほん)

般若心経などのお経がかかれたものです。四国霊場用の経本を用意して、暗記していても経本を読みながら読経することが正しいマナーのようです。

私もお遍路中に何度も読経をしたので般若心経だけであれば見なくても読経できるようになりましたね。せっかくお遍路するならお経について調べてみるのも良いかもしれませんね。

交通手段別に必要なものをご紹介

自動車

キャンピングカーを利用する方や普通の車だけどホテルを利用する方は特に心配ないと思うので、ここでは車中泊でかつ一般的なワゴン車やコンパクトカーなどでいかに快適になお遍路をするかについてご紹介していきます。

車中泊をするとなると最も大事にするべきなのはどれだけ質の高い睡眠をとれるかです。熟睡できなければ翌日に疲れを残してしまい、運転の感覚も鈍り事故につながってしまう可能性もあります。

危険リスクを回避するためにも快適な睡眠をとれるアイテムをチェックしていきましょう。

・エアベッド

シートをフラットにしても完全なまっ平にできる車ってほとんどないですよね。寝るとなるとちょっとした凸凹やシートの硬さって気になると思います。

エアベッドをシートの上に敷けば高いクッション性で凸凹も気にならずかなりフラットな状態にすることができます。柔らかさもあるのしっかりと体重をささえ快適な睡眠へいざなってくれます。

収納性も高くエアベッドは空気で膨らむのでで空気を抜いてしまえばとてもコンパクトになるので日中は畳んで隅においておけば場所も取りません。

利用するときは空気を入れる電動ポンプやフットポンプが必要なので一緒に用意しましょう。

・寝袋

これは季節にもよると思いますが、夏場でも朝方は冷え込むことがあるので寝袋は車中泊でも用意しておいたほうが良いと思います。

エアベッドと寝袋があれば車中泊でもかなり快適に睡眠をとることができると思います。

・カーテン

車中泊となると外の明かりが眩しかったり、周りからの目線が気になることもあるのでプライベートエリアを確保するためにも窓にカーテンを設置することをおすすめします。

自転車・徒歩

自転車と徒歩には共通して必要になるものが多いので一緒にご紹介していきます。予算が多い方であればホテルや民宿をとってお遍路ができますが連日となるとかなり出費がかさみます。ですのでここでは予算がない方向けに善根宿や野宿を前提とした必要なものについてチェックしていきます。

ちなみに私もほとんど野宿か善根宿に泊めさせて頂いてました。

・テント

ホテル・民宿・善根宿・大師堂など屋根のある場所を毎回利用する方でなければテントはあったほうが良いと思います。ホテルなどを使わずテントも持たずお遍路をされている方もいらっしゃいますが、テントなしで野宿する場合は蚊がいたりして結構イライラします。なのでよっぽど荷物を軽量化したいというわけでなければ個人的にはテントは必須だと思います。

・寝袋

自転車・徒歩であれば寝袋は必須です。季節にもよりますが、私がお遍路した3月末は、温かくなり始めた頃でしたが夜になるとまだかなり冷え込み寝袋に入っていても凍えるほどでした。

善根宿や大師堂でもお布団があることは珍しいので寝袋は毎日使うことになると思います。できるだけコンパクトで温かいものが良いですね。

・マット

テントや外で寝るときはマットがあるとかなり便利です。地面砂利でごつごつしていてもマットがあればかなりマシになりますのでしっかりとした睡眠をとるためには必須の道具です。

私は安い銀マットを使っていましたが、お金を出せばもっとクッション性が高くてコンパクトにたためるマットもあるので予算と相談して準備しておきましょう。

・バックパック(徒歩)

徒歩の場合は全部の荷物を背負う必要があるので大きめのバックパックが必要です。ホテルや民宿泊を中心としている方はテントや寝袋がいりませんので、小さめの20L~30L程度のもので十分かと思いますが、テントや寝袋、自炊道具をいれるのであれば60L~はあったほうが良いかと思います。

ちなみに私は自炊道具は持って行きませんでしたが 70 Lのものを使用してました。銀マットが大きかったのもあって丁度いいぐらいでした。

また私はウエストポーチもつけてました。貴重品は全部ウエストポーチに入れて最悪寝てる間にバックパックを取られても大丈夫なように。あとお菓子なども入れておけるので、歩きながら手軽に取り出して摘まめるので結構便利でしたね。

・サイドバッグ(自転車)

自転車で行う場合はバックパックではなく自転車に取り付けるサイドバッグが便利です。左右両方に取り付ければ結構な積載能力があるのでテントや寝袋も十分に収納が可能です。連日移動するとなると雨に見舞われることもあるので防水性のものが良いでしょう。

キャリアが付いていればさらにその上に荷物を載せることができるので頑張ればかなりの荷物を運べるんではないでしょうか。ただ自転車でも荷物をたくさん載せれば移動が大変になるので必要な分だけ持って行きましょう。

まとめ

交通手段別に最低限必要である思うアイテムをご紹介しました。ご紹介したアイテム以外にもバーナーやクッカーを用意しておけば荷物が増える代わりに自炊ができるので予算を抑えることができます。

このようにどんな交通手段でおこなうか、ホテルを利用するか、自炊をするかなどでかなり必要になってくる金額も変わってきます。今回の記事を参考に皆さんの予算にあったお遍路をやってみて下さい!

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