映画の感想

【ネタバレあり】「未来のミライ」を見たので感想を。くんちゃんがうるさかった。

未来のミライ

細田守監督の最新作「未来のミライ」を公開初日に見てきました。

どうでも良いけど映画見るならやっぱレイトショーですね。安いし人が少ない!

公開初日にもかかわらず結構ガラガラでした。レイトショーだからなのか人気がないからなのかは不明です。

ということでたので感想を書いていきます。

細田守シリーズは好きで「時をかける少女」から毎回見てるのですが「未来のミライ」はこれまでのと比べたらあんまり面白くないかな~っていうのが正直な感想です。

とはいえこれまでのに比べたらというだけでそれなりに面白かったです。

家族の愛を描いた作品なので子育てを経験した親世代や妹や弟がいる人なんかはもっと感情移入して面白く感じるのかなって思いました。

ネット上だと酷評多いですけど細田守シリーズファンの方は気にせずに見に行ったらよいですよ。

「未来のミライ」のあらすじ

ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、
不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。

“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。

~中略~

そして、初めて知る「家族の愛」の形。

さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは?
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―

引用:未来のミライ HP

「未来のミライ」を見た感想

自分も嫉妬されてたのかなぁ

物語の中心となるのは4歳児の「くんちゃん」が今まで独占していた両親からの愛情をある日突如やってきた妹の「ミライちゃん」に奪われてしまうことによる「嫉妬」

生まれたばかりの「ミライちゃん」に両親も祖父母の注目が集まるのは当たり前だが「くんちゃん」はまるで主役の座を奪われたような気持ちになり妬きまくる。

仲良くなろうと「ミライちゃん」にアプローチしてみるけど言葉もしゃべれない絵本を読んでも反応してくれないしで面白くない。

両親かまってくれねーわミライちゃんおもしろくねーわで「くんちゃん」がはじき出した答えは「ミライちゃん好きくない!」

全国の長男長女は妹や弟ができた時に似たような嫉妬をしたことがある人はもしかしたらすごく共感ができるのかもしれないです。

私は4人兄弟の末っ子なので妹弟ができて嫉妬するという経験がないのだけど「くんちゃん」の嫉妬を見て自分の兄や姉は同じように嫉妬していたのかな~って思いました。

今度会ったら確認してみようかな。

嫉妬による「くんちゃん」の衝動的な行動にはぶっちゃけ引いた。

「ミライちゃん」に愛情を奪われてしまった「くんちゃん」は主役の座を奪還すべくさまざまな行動に出ます。

カマってほしさに意味もなくおもちゃをぶちまけたり、ズボンの色が気に入らないとぐずってみたりとあらゆる策を講じるが一向にカマッてくれない。結局お母さんに怒られて泣いてしまう始末。

この時点で子供が苦手な私は少し引き気味ですが、

嫉妬に狂った「くんちゃん」はさらに驚きの行動に出ます。

寝ている「ミライちゃん」のホッペをつねって遊んで笑っていると突然痛かったのか泣き出してしまう。

パニックになった「くんちゃん」はなんと新幹線で「ミライちゃん」の頭を殴る!

 

なんてこった・・・

 

傷害事件である。

 

現場に駆け付けたお母さんは信じられない!の言葉と同時に「くんちゃん」を突き飛ばし激高。

そして「くんちゃん」も泣いてしまうという地獄絵図。

まさか赤ちゃんを新幹線で殴るとは思わず見ててちょっと引いちゃったよね。

しかも中盤でもう一回新幹線で殴ろうとするシーンがあるから学習能力のなさには驚かされる。さすが4歳児である。未遂で終わって何よりだ。

全体を通して「くんちゃん」のかまってアピール&泣くシーンが多いのでみてて結構イラっとするしうるせーってなります。

けどこれも自分に子育て経験がないからイラッてするのかもしません。

育児経験がある人からしたらまた違う見え方がするのかな。

親のいないところで勝手に子供は成長していく

好き勝手やっては怒られたり失敗してぐずったりする「くんちゃん」は未来のミライちゃんにあったりタイプリープしてお母さんの子供時代、ひいじいちゃんの青年時代と出会う中で少しづつ成長していきます。

青年時代のひいじいちゃんに会ったことがきっかけでコワくて避けてた自転車に「乗りたい」と言える勇気を得たことや怖い新幹線に吸い込まれていく「ミライちゃん」を助けることでお兄ちゃんである自覚が芽生えたりと少しづつ自分の家族での居場所を見つけたり心境が変化していきます。

作中「くんちゃん」に大きな変化がある時そのきっかけに両親は関係なくて全部自分自身で気づいたり感じたことがきっかけで成長していきます。

これは実際の子育てでもいえることかもだけど親が「こうしなさい」や「こうあるべき」という押し付けで子供を成長させていくのは難しいことなんだと思います。

本人が「こうしたい」や「こういうものなんだ」と自覚できないと成長はしていかないし、だから親としてできることはいかに子供にそう思わせられるかが大事なんじゃないかなって思います。

子育てしたことないから知らんけど(笑)

子供の成長というのは親がいないところで勝手に成長していくものなのかなと感じました。

ただ「くんちゃん」の場合はマジで少しづつの成長で未来のミライちゃんと会っても今のミライちゃんへの嫉妬は辞めません。

それが子供らしいしリアルと言えばリアルなんだけど4歳児ゆえのわがままや変わらなさに少しイラっとします。

Twitterでの「未来のミライ」の評価

Twitterは厳しめな意見が多かったです。

きっと見る立場がによって変わってくるんだと思います。

長男長女や子育てしてる人だと共感する部分が結構あると思うんですけど独身だったり子供時代の嫉妬に感じるものがない人だと全く共感する部分がないのでただ「くんちゃん」にイラついて厳しい意見になるんだと思います。

ちなみに私はどっちかというと後者です。(笑)

まとめ:「くんちゃん」にはイラっとするけど心温まるストーリーだった

全体的な感想としては「くんちゃん」めんどくさかったなーっです。

自分が子供が苦手というのもありますが鳴いたりぐずったりするシーンが多いのでくどいうるさいと思うことがありました。

なので子供が苦手な人は同じような感想を持つかもしれません。

またストーリー的にも日常系アニメで最初から最後まで大きな変化はないから退屈と言えば退屈。

これまでのサマーウォーズやバケモノの子みたいな痛快で激しい展開を期待する作品ではないです。

ただ幼いころの自分を思い出したり子育ての大変さを知るという意味ではすごくいい作品だと思います。

今自分がいるのがどれほどの奇跡なのか。家族と家族が出会ってまた新しい家族を作っていく尊さみたいなものを感じれる心温まる映画でした。

細田守シリーズファンが期待しすぎるとガッカリするかもしれないが、家族愛を描いた映画だとしてみれば面白い映画だったと思います。

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